日中交流

このページでは、日中青年代表交流事業の参加者からの記事を掲載しています。

「日中青年代表交流に参加して」

 

日中青年代表交流に参加し、実際に訪問する事がきっかけで中国に抱いていた私の中のイメージが大きく変わりました。古い歴史を持ち保守的な硬いイメージを抱いていましたが、交流を通しておもてなしや思いやりの心を大切にする親切な方が多いと感じました。

また、電子化が進んでおり、生活において電子端末一つで一定の行政サービス・病院・買い物などが完結する事が当たり前だということを目の当たりにし、近未来的な印象を感じ驚いたことを今でも覚えています。中国側参加者には政府関係の方も多く、探究心が強く自分や自国に誇りを持っている印象を強く感じました。この事業で交流したメンバーとの関係を大切にし、中国の先進的な技術や新しい情報について視野を広く持ち、今後の職務や実生活など中国で体験したことを生かして役立てていけたらと感じました。

令和元年度参加 齋藤和法 


「遠くの空の下にあっても」

コロナの影響で、最近は在宅勤務が多くなりました。他人と直接触れ合えない中での「仕事」はどこか歪で、神経が磨り減るものです。

 私は先日、飾っておいた龍泉青瓷の茶杯を出しました。日中青年代表交流で浙江省に行った際に、パートナーがお土産でくれた一品です。大きく重厚でお茶がたくさん入るので、時間を忘れて仕事ができます。ふと目に入る綺麗な花の模様が、集中しすぎた神経をほっと解してくれます。

私のパートナーは、同世代のビジネスウーマンでした。ホームステイでは、仕事のやり方の話から日中の政治、世界情勢など、二人で夜遅くまで語り合いました。彼女が私を思って選んでくれたこの茶杯を傍らに仕事をしていると、この状況下でも彼女はきっとあの時と変わらず勇往邁進と頑張っているのだろうと、私も頑張ろうと思えます。

 遠く空の下にあって直接会わなくても、人と思いは繋がって影響しあっているのだということを、私はこの交流事業に参加して学びました。人生を照らす体験だったと思います。

〈令和元年度参加 神谷摩耶〉


「交流当時と今と」

今回文章を寄稿するにあたって、交流後の自作の感想を読み返してみました。杭州でキャッシュレス化が進んでいる様子を目の当たりにした私は、帰国後早速PayPayをダウンロードしました。大きなメリットはまだ感じていないが、このような新しいものを受け入れ使用してみることが私にとって本交流での成果だと思う、と書いてありました。

 あれから一年半、今ではPayPayなどのキャッシュレス決済を使いこなし、現金での支払いはほとんどせずに生活をしているので、支払いの把握ができ大変便利です。環境やシステムにおいて、よい部分を認め取り入れられたこと、そのおかげで快適な生活になったことを中国の皆さんに伝えたいと思います。あの頃より少し変化した日本を、また案内できる日を待ち望んでいます。

令和元年度参加 太田未佳

 


「新しい言葉の壁の乗り越え方」

私は中国の経済発展の状況を知りたいと思い、この交流に参加しました。中国の見学地では、通訳の方を介して説明を受けたり、質問をしたりして、学びを深めました。通訳の方がいないときは、翻訳アプリを使って、仕事のことや文化のこと、将来のことなど、様々な会話を楽しみました。

当初は不安もありましたが、新しい技術を積極的に活用して心の距離を縮めていくことは有意義であると感じています。今では翻訳アプリを使うコツも身に付けて、メッセージアプリ「WeChat」で交流しています。昨年は交流のパートナーと、互いの国の生活状況について情報交換をしました。

 

文字だけのやり取りや文化の違いに壁があることを痛感することもありますが、それ以上に、「ともに成長したい」という気持ちが大切であると考えています。1日も早く中国の朋友に再会できることを願っています。

平成30年度参加 望月菜摘

 


「関わり続ける」

浙江省での二日間のホームステイを終えて、宿泊先のホテルへ戻り、先に戻っていた他の県内参加者たちの顔を見た時に、私には二つの感情が湧いた。二日間のホームステイを無事終えた「達成感」と、同じ経験をしている仲間たちに再会できた「安心感」だった。

 これまで海外や中国には何度か旅行したことはあったが、この事業のメインイベントであるホームステイは、私にとって初めての経験で、リラックスしてホストファミリーと過ごせるようになるまで、時間がかかった。私以外の参加者にとっても、この事業に参加している中で様々な壁があらわれたと思う。その度に自分自身で乗り越えたり、仲間のサポートを得ながら乗り越えたりすることによって、小さな自信をつけたり、達成感を得られた参加者も多いのではないか。

 そして、困難な場面を共有して、一緒に乗り越えてきた他の参加者は、私にとってかけがえのない仲間である。

 私が本事業で得られた経験は、事業に関わり続けることによって活かされると考える。静岡県と浙江省の今後の発展と友好を願って、かけがえのない仲間と静岡県を大切にしたい。

2018年度参加 上村皐月


「出会い」

この度は、日中青年代表交流が10周年を迎えられたことを心よりお祝い申し上げます。

  本事業での私の一番の思い出は、ホストファミリーとの交流です。限られた時間の中で、様々な場所に案内していただき、たくさんのご馳走でもてなしていただきました。ペアの家族とは、単語を並べるだけの会話でしたが、互いを思いやる気持ちは言語を使わずとも、十分に伝わりました。

中国の方々の歓迎に感動するとともに、非日常的な体験の連続に久しぶりに胸が熱くなりました。そしてその興奮は、柄にもなく、翌年度実行委員に挑戦してみようと決意させるほどでした。

 最近は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、海外に行くのは困難な状況ですが、今後も変わらず中国の方々そして本事業で出会った方々と交流を続けていきたいと思います。

未筆ながら、日中青年代表交流の一層のご発展と皆様方のご活躍を祈念致しまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

平成30年度参加 池谷遥奈 


「世界の文脈で自国を考える」

 「グローバル化」という言葉が苦手だ。安易で無自覚な模倣は、その国の伝統や文化的背景などを平準化し、グローバリズムの名のもとに侵食してしまう気がしてならない。しかし、私は、本事業を通じて「グローバル化」に対して一つの解を得た。

 きかっけは、中国の青年たちとの交流だ。彼らは自国の文化・風土を誇らしげに語っていた。彼らは世界の文脈に自国を記述するための発声を惜しんでいなかった。

対して日本人は自己表現が苦手だといわれている。時として、自国の文化を声高に叫ぶことも重要であると思い知った。その発声が世界の文脈の中での日本を形成し、尊重と混成を目指す真のグローバル化に必要なのだ。こんな気付きを与えてくれた本事業に感謝し、この事業が脈々と受け継がれることを願っている。

平成29年度参加 氏名(杉本啓輔)


「日中青年代表交流の活動を通じて」

平成29年度は、諸事情により静岡県交流が例年の形で行われませんでした。そのような中、浙江省交流時のパートナーである曹健さんが、幼児教育の現場視察のため来静することになったことから、静岡県交流に代わるイベントとして、曹さんが率いる視察団と意見交換会および交流会を行うことになりました。中国で最上級のおもてなしをしてくれた曹さんを、3ヶ月後に静岡に迎え入れられたことをうれしく思ったのと同時に、多くの視察団員を率いる団長としての曹さんの姿が、同世代の私には特に輝いて見え、大変な刺激になったことを鮮明に記憶しています。

 

私は、この交流活動に参加するまで、中国に対して苦手意識を持っていましたが、曹さんと向き合い、多くの時間を共有することで、「あなた」と「私」の関係が大事なんだということに気付くことができました。この考えは、これからも変わらず持ち続けていきたいと思っています。

平成29年度参加 薩川泰成)


「いい機会」

40歳になる年に参加。この年まで海外に行く機会無し。新しい挑戦は億劫になる年頃。前年度に参加した大学時代の友人が誘ってくれ、これも何かの縁だと思い参加。

 G20サミットのため、ホームステイ無し。しかし感動の連続の旅。寧波・杭州での各パートナーとの交流。発展の勢い凄まじい寧波・上海の様子。外灘の押し寄せる人の波。超高層ビル。最上階の素晴らしい夜景。得たものは多く、とても語り尽くせない。

 中国観がアップデートされた。私が学生時代の頃の中国を子供たちに教えても意味がない。教員として、未来を担う子供たちには、最新事情を伝えなくてはと決意。

 

 仲間の中にも、この体験を機に留学・転職・結婚など人生が大きく変わった者多数。この場を借りて、機会を与えてくれた本交流事業に関わる全ての皆様に感謝します。

平成28年度参加 氏名(小栗 志介)

 


「静岡県・浙江省 友好提携35周年記念訪中」

 

この事業で初めて中国に行ったのをきっかけに、28年度、29年度と続けて中国を訪れる機会に恵まれました。特に平成29年度の友好提携35周年記念訪中は強く印象に残っています。静岡県と浙江省、両県省の多方面で活動する交流団体が一堂に会し、総勢800人程の大記念式典が催されました。草の根の交流を地道に続けてこられた先人の努力に敬服するとともに、交流の長い歴史の末端に自分も存在していることに大きな喜びと誇りを感じたことを今でも覚えています。

この訪中では交流を通じて出会った中国人パートナーや友人と再会することができました。パートナーは私に中国という国を身近に感じさせてくれる大切な存在です。彼女の家を訪れた時、中国語しか話せない彼女のお母様に喜びも感謝も思うように伝えられなかった自分の不甲斐なさが悔しく、中国語を勉強するようになりました。またパートナーとその家族と再会したときには、今度は中国語で思いを伝えようと思っています。

 

 

(平成27年参加 武藤 裕子)

 

 


「大切な出会い」

日中青年代表交流への参加により、大切な仲間との出会いがありました。

 まずは、同じ静岡県内で活躍する青年たちとの出会い。年齢や業種の違う仲間たちとの交流は、今でも自身にとって大変価値のあるものであります。

 そして、中国の青年たちとの出会い。多くの大切な中国人の友人ができ、私は事業に参加した後も、3回、自身で中国に渡り、友人との交流を楽しみました。杭州のホームステイでペアだった洁萍さんは、私が中国に行くときは必ず歓迎してくださいます。日本に出張に来る際に連絡をくれ、日本での再会も果たすことができました。

 

 中国にはとても沢山の人が居ますが、何人かの大切な友人が居るお陰で、中国が身近な国に思えます。彼らとはもはや「日本人」と「中国人」としての関係ではなく、「人」と「人」の関係を築けていると感じています。

平成26年度参加 氏名(小宮山令子)


「交流を続けるということ」

私は以前勤務していた学校に在籍していた中国人生徒との出会いをきっかけとして中国に興味を持ち、本交流に参加を決めました。

 交流で最も印象に残っているのは歓迎レセプションでの歌の交換です。浙江省交流では私たちが中国語で、静岡県交流ではパートナーたちが日本語で「きらきら星」を歌い、親睦を深めることができました。

 パートナーとの再会は平成29年の静岡県・浙江省友好提携35周年記念事業の浙江省交流で再び浙江省を訪れた時でした。それまで交流が途絶えていたため、大変感動的な再会になったのことが印象に残っています。

 この交流を通して出会った多くの方々とは精神面において強いつながりを持つことができており心の支えになっています。両省県の友好関係を次の世代に繋げていくために、本交流の継続とさらなる発展を期待しています。

平成25年度参加 氏名(大石有香)


「参加者同士のつながりを大事に」

平成24年度は、ちょうど私たちが中国滞在中の8月に香港活動家が尖閣諸島に上陸する事件が起こり、その後の急激な日中関係の悪化により、予定していた秋に中国青年達が来静できず、どうなってしまうのだろうと心配した年でした。そんな中で3月に静岡県交流が実施できることになり、どうやって中国青年を迎え入れようか、皆で知恵を絞ったことを思い出します。

 そんな難局を共に乗り切ったからでしょうか、一緒に参加した仲間とはその後も交流が続いています。また、同じ年度の仲間だけではなく、前後の参加者とのつながりもできました。この事業に参加することで出会うことができた様々な業種の仲間達とのつながりを、今後も大事にしていきたいと思います。

(※写真は前後の参加者とのゴルフコンペです) 

平成24年度参加 氏名(岩崎友紀)


「 日中青年代表交流から得たもの 」 

 

私が日中青年代表交流に参加したのは、アジア圏の国際交流に力を入れている袋井商工会議所からお誘いをいただいたのがきっかけでした。現地視察においては、ネットや新聞からは読み取ることのできない経済と市街の活況を肌で感じ、ホームステイにおいては、観光旅行では決して見聞できない中国の日常を体験することができました。パートナーとは現在もWeChatで交流があり、再び会える日が来ることを信じてお互いの家族や仕事のアップデートを伝え合っています。また、事業期間中の一年を共に過ごした県内民間企業や静岡県教職員の方々との繋がりを得たことも大きな収穫でした。プライベートな交流だけでなく、仕事における取引先や相談先になってくれる方もあり、その後の公私にわたる活動にも広がりが生まれたこの事業へ参加できたことに感謝しています。

平成23年度参加 氏名( 西 山  智 )


「みんな大好きお好み焼き」

 

中国人のみなさんはお好み焼きが好きという情報を事前に仕入れたので、日本での交流の際、日程にお好み焼き屋を入れてみました。

自分で焼いて食べる店だったので、説明を聞いて一生懸命焼いてくれました。

 

味はもちろん「おいしい」と言ってもらえて、連れて行って本当によかったなと思いました!

 

<ペンネーム :中国大好き!>



「お兄ちゃんの勇気に感動!」
 私が浙江省でホームステイさせてもらった家族は、お父さんとお母さん、それにお兄ちゃんと妹の4人暮らしでした。下の妹は、まだ2歳くらいでうまく喋れないのですが、日本人の私にとても興味をもってくれて、よく遊んでくれました。しかし、上のお兄ちゃんは真逆で、よくしゃべるしよく動き回る活発な元気盛りな性格でしたが、シャイなところもあって、ホームステイ中の2日間、私はなかなかコミュニケーションをとれないでいました。そして、ついに2日間のホームステイが終わり、家を出発するときになって、なかなかしゃべってもらえなかったお兄ちゃんから、突然中国語で「ピアノをひいてくれない?」と言われたのです。めちゃめちゃ驚きました!ホームステイ先のお宅にピアノがあり、前日の夕飯の際にその話になって、私も昔少しやっていたとお母さん達と話していたことを覚えていたようで、彼は帰り際に渾身の勇気を振り絞って言ってくれたに違いありません。とても嬉しかったですし、何より、あんなに動き回っていた活発な彼が、私がピアノを演奏している最中は、じっと私を見ていてくれる姿に感動しました。自分の小さな得意なことって、国境など簡単に超えて、案外役に立つんですね。ぜひ、自分の小さな得意なことを増やしてみてください!
<2018年度参加者 上村皐月>

 


「静岡県&浙江省 友好提携35周年 スペシャル訪中団!」

平成27年度にこの事業で初めて中国に行ったのをきっかけに、28年度、29年度と続けて中国を訪れました。特に平成29年度の友好提携35周年記念訪中は強く印象に残っています。静岡県、浙江省、両県省の多方面で活動する交流団体が一堂に会し、総勢800人ほどの大記念式典が催されました。中国の皆さんの盛大で心温まるもてなしに、改めて感動させられるとともに、草の根の交流を地道に続けてこられた先人の皆さんの努力に敬服する思いでした。交流の長い歴史の末端に自分も存在していると思うととても誇らしい気持ちになったことを今でも覚えています。

会場では交流を通じて出会った中国人パートナーや友達と再会することができました。パートナーは私に中国という国を身近に感じさせてくれる大切な存在です。今でも連絡を取り合っています。彼女の家を訪れた時、中国語しか話せない彼女のお母さんに喜びも感謝も思うように伝えられなかった自分の不甲斐なさが悔しくて、中国語を勉強するようになりました。またパートナーとその家族と再会したときには、今度は自分から中国語であいさつをして思いを言葉で伝えたいなと思っています。

 

 

〈武藤〉


「皿の上に皿、皿、皿!」

 

訪中時のとある夕食。班の仲間と、その中の一人の交流パートナーの中国人ご夫婦とレストランで食事をしました。次から次へと運ばれてくる料理。テーブルに一杯でもう置くところがないよ~と思ったら、なんと店員さんはお皿の上にさらにお皿を積んでいきます…!日本ではありえない光景に一同驚きました。食べきれないほどのおいしい食事をごちそうしてくれたご夫婦、中国人流のおもてなしにおなかもこころも満たされました。

 

〈Yuzi〉

 


「コロナ禍でもできる日中交流事業」への応募ありがとうございました!!

 

先日、事務局から過去に参加された皆様に「コロナ禍でもできる日中交流事業」を募集したところ、10名の方々から13事業の応募がありました。

御協力ありがとうございました。

今年は、コロナ禍により、例年の日中交流が難しい状況ですが、皆様からいただいたアイデアを基に実行委員会で検討していきます。

今後、交流事業をご案内いたしますので、御協力お願いします。

 

応募してくださった皆様には、実行委員会より「ステキな粗品」をプレゼントいたします。(何が届くか、お楽しみに・・・・)

※写真:ステキな粗品を持つ栗原会長(右)、山下副会長(左)

<2020年10月/投稿者:日中青年代表交流実行委員会事務局>


友好交流は人と人の友情から

 

平成26年度に日中青年代表交流に参加し、ホストファミリーに温かく迎えられ、楽しい時を過ごしてから5年が経過し、幸いにも改めて浙江省を訪問する機会を得ました。ホストファミリーと再会を果たすとともに、中国浙江省の発展を目の当たりにしつつ、新たな友人たちと友好関係を深めています。

この事業に参加した経験を今後の業務に生かし、中国と、そして浙江省との交流を促進させたいと願いつつ、帰国後は取り組んできました。その中で思うことは、双方の友情というのは、まずは人と人が実際に会い、お互いを知り、理解を深めていくからこそ成り立つのだということです。頭の中や周りの情報だけでなく、自らの目で見て、肌で感じ、積極的に浙江省の方々との友情を今後も広げていきたいとより一層強く感じるようになりました。より多くの方に、この事業を通じて新たな友情の芽を育みながら、生活・文化・経済など、様々な違いを感じ取り、理解を深めてもらいたいと思います。

<矢崎 雅人さん/静岡県庁地域外交課/平成26年度参加>


【中国おすすめ映画・ドラマ】

中国映画やドラマを見ることがとても好きです。最近観ておもしろかった作品は、「月の如く花の如く」という中国歴史ドラマ。中国語のタイトルでは「那年花开月正圆」と言います。中国の友人に話したところ、中国で2017年に放送されていた作品で、当時とても人気があったドラマで有名だそうです。

この作品は、孤児だった周瑩(しゅうえい)という名の女性が、たぐい稀な商才と行動力で数々の試練を乗り越え、商家・呉家東院の女主人となり、新たな道を切り拓いていくというお話。主人公の周瑩は、清朝末期に実在し、中国の近代化に貢献した女性豪商だそうです。モデルとなった人物について気になって調べてみたのですが、詳しい資料は、まだ見つけられていません。

 魅力的登場人物が多く出てくるので、当初見慣れていなくて、違和感があった辮髪姿も、ドラマの後半を見ている頃には、カッコよく見えてきます。そうそう、主人公の好物として登場していた陝西の伝統的なスイーツ「なつめ餅」というのが、とても美味しそうだったので、いつか食べてみたいです。

<2020年9月 津田直子-H28年度参加>


パートナーと再会するために訪れた2度目の寧波。公園で、カラオケをしている中国人の人たちがいました。聞こえてきた曲は「北国の春」。ここで、日本の曲が聞こえてくると思わなかったので、びっくりしました。

〈2019年4月 zhizi (H28年参加)〉


【事後交流報告】

「中国の友人たちと再会、そして日中文化交流へ」

 

現在、浙江省中国語研修生として、杭州に滞在しています。中国へ来てから、日中青年代表交流をきっかけに出会った友人たちと、再会することができました。寧波へ行って、パートナーだった唐双燕さんにも久しぶりに会うことができました。彼女と初めて会ったときは、私はまだ中国語が全く話せず、翻訳ツールなどを使ってのコミュニケーションでした。しかし、中国語の勉強を始めた今は、唐さんが話している中国語も少しわかるようになってきて、とてもうれしいです。もっと中国語を勉強して、これからもっと深く交流していきたいと思っています。

私の参加した平成28年度は、G20があった年だったので、中国でのホームスティが残念ながらありませんでした。なので、中国滞在中の今、友人にお願いしてホームスティをさせてもらいました。念願かなってのホームスティ!友人の家族とも交流ができて、とてもよかったです。

 また、懸け橋プランでは、日中文化交流に役立つ活動をしたいと考えていたのですが、中国の友人たちとの縁から、少しずつ実現に繋がっています。具体的には、初等中学などを訪問して、日本美術や日本画の紹介をしたり、幼稚園で日本の歌を教えたりする機会を得ることができました。今後、中国のことを日本に紹介することもしていきたいので、帰国後に実現できるように準備していきたいと思います。これからも、出会った友人たちとの縁を大切にしていきたいです。

<2018年1月 津田直子-H28年度参加>


photo gallery

 

浙江省の金華へ行ってきました。

中国青年と再会し、連れて行ってもらった金華市にある山からの景色。

<津田直子-H28年参加者>


 静岡交流の思い出

 静岡交流にて、パートナーには、自宅に宿泊してもらいました。自宅のお風呂では狭いと思い、一緒にいろいろな種類の湯が楽しめる銭湯へ行ったところ、「千与千寻」みたいだと言っていました。「千与千寻」とは、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のこと。中国でもこのアニメは有名で、銭湯の天井が高く木製の内装などを見て、この作品に登場する「湯屋」みたいだと思ったそうです。

 

〈2019年9月 N.T  (H28年参加)〉